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製品・IT
豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニー 物流ソリューションフェアを開催
2018年3月29日
豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは2月13、14の2日間、東京ビッグサイト東新展示棟東8ホールで「トヨタL&F物流ソリューションフェア」を開催した。このフェアは、最新機種であるリーチフォークリフト「Rinova(リノバ)」シリーズを試乗体験し、その良さを実感してほしいとの意図でスタート。全国5都市(京都、東京、仙台、名古屋、福岡)で順次開催する企画。5会場で総来場者数2500人を見込む。
最新の燃料電池フォークリフトである「オールウェイ」は向きを変えずにそのまま横や斜め移動もできるタイプで、庫内の狭い通路でもスムーズな作業が可能。また、自動運転機能が付いた「エージーエフ」は連続稼働が8〜11時間で、事前に作業内容を指示セットしておけば、確実に仕事をこなすことができる。
スピードは人が操作する場合の半分程度で、休みなく作業を続けられ、「リフトマン3・4人分の働き」に相当するとも。デモンストレーションの後には、来場者の多くが注目し、質問を投げかけていた。
会場内には物流機器を扱う9社のメーカーなどがPR商品を展示。また現場での改善アイデア品を発表する「からくり」コーナーでは、身近な手作り品で現場の流れをスムーズにする様ざまなアイデアが紹介されていた。
東京会場ではフェア初日、物流のシステム開発を手掛けるシーオスの松島聡社長の講演会も開催。 荷待ち時間を作らないスムーズな物流を実現するシステム「バース予約サービス」の説明をはじめ、物流の作業のうち、自動化が可能な事例を紹介し、「何もかもロボットに任せると言うのではなく、自動化する作業を厳選し、人がやるべき作業はそのまま残して仕事の質はそのまま維持するという方法を考えていけばよい」と今後の物流業界に提案した。
◎関連リンク→ 株式会社豊田自動織機
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