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製品・IT
トランス・アイ 供給品質同様で低価格、物流業界向け電力サービス
2018年4月15日
トランス・アイ(東京都豊島区)は、「ハルエネでんき」とのコラボレーションから生まれた物流業界向け電力サービス「日本物流でんき」の販売を開始。従量3段目の料金が割引になるもので、「コストを抑えて物流業界全体で元気になろう」をコンセプトにしている。
供給の仕組みは、東京電力などの電力会社から小売電気事業者であるハルエネが電力を調達し、事業者に届けるというもの。メーター取り替えなどの工事は不要。トランス・アイの新電力販売事業部で責任者を務める山口大貴氏は、「東京エリアで従量電灯C15kVAを契約している場合、使用電力量958kwhで1万3016円、2956kwhなら5万2536円が年間で削減できる」と概算している。「当サービスに切り替えても、電力会社の送電網を使って電気を届けるという、これまでと変わらない供給品質を、低価格で実現した」と説明する。
「フリーザーや業務用エレベーターなどを利用している場合に、お勧めしたいのが『高圧原価プラン』」と同氏。これは、電気事業者が通常負担している原価で提供するもの。「原価は為替のように変動しているため、まずは年間の電気使用量をもとに、ユーザーの状況に合わせた削減イメージを提案する」と話す。
同氏は、「従来の電力会社から当社のプランに変更したモデルケースでは、基本・従量料金ともにコストダウンし、総額で200万円以上削減できた。削減率では24.4%にもなる」と強調する。「電力の需要と供給のバランスで単価が変動していく。まずは見積もりでイメージを確認していただけたら」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社トランス・アイ
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