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製品・IT
トランス・アイ メリットは手書き不要「らくらく日報デジタコ」
2018年5月10日
トランス・アイ(東京都豊島区)のIoTカーソリューション事業では、デジタコや業務ネットワークシステムを提供している。「らくらく日報デジタコ」は、機器一式が8万5300円、月額利用料1780円で導入できる。
立石直樹社長は、「中小事業者のデジタコ普及率は5%以下とも言われる。この数字には危機感を募らせている」と語る。
こうした事業者に、「本来の業務に専念してほしい」との思いから、同製品は開発された。「2本の配線をつなぐだけで、ダッシュボードに簡単に取り付けできる」とし、「万一、故障した場合も代替機を送るなど、技術者のメンテナンスが不要。シンプルな操作性にもこだわり、10万円以下という低価格を実現した」と話す。
主な機能は、運行日報の自動作成や運行状態の確認など。車両の位置や状態などは、1分ごとに更新され、「遠隔地にいる運行管理者でもリアルタイムに状況を把握できる」という。「アナタコのチャート紙は1枚80円ほど。当製品の月額利用料と、手書き不要のメリットを合わせて比べて頂きたい」
「働き方改革が進められ、人材不足や原油価格高騰など、様々な課題が山積み」と運送業界を取りまく環境を案じる山口氏。「労務管理の改善は避けて通れない。効率化を図ることで、ドライバーの目にも魅力に映り、採用活動にも良い影響をもたらすのではないか」と未来を見据え、熱く語った。
◎関連リンク→ 株式会社トランス・アイ
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