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製品・IT
デンソー 運転中の居眠り記録「ドライバーステータスモニター」
2018年5月29日
デンソーは、大型商用車両に後付けでき、ドライバーの運転中の不注意状態や居眠りなどを記録する「ドライバーステータスモニター」を開発、5月15日から販売を開始し、説明会を開いた。
「ドライバーステータスモニター」はOEMで、日野、三菱ふそう、いすゞの3メーカーのトラックには新車納入時に装着し、安全製品としてすでに使用されていたが、今回、日野といすゞの既販車両に後付けできる製品が登場した。赤外線カメラと、SDカードを挿入して記録する本体とのセットで1台となっており、通常のPCにインストールするだけでデータ解析ができるソフトも付いている。
カメラは外寸106×26×27mmのコンパクトサイズで、暗い車内でも透過率12・5%まで映る高性能赤外線カメラを搭載。顔の向きや体勢、目の開き具合などで脇見や居眠り運転、強い眠気を感じたままの運転を読みとり、音声で警告すると共にその表情などをSDカードに記録。
今年8月にはクラウド型のデジタルタコグラフやテレマティクス端末と組み合わせることで、管理本部などがリアルタイムで管理できるようになる予定。
デンソーでは、年間5000台を販売目標としており、価格は取り付け費を含め約10万円。
◎関連リンク→ 株式会社デンソー
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