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製品・IT
イーパック 産業用包装資材のトータルコーディネートが可能
2018年9月16日
産業用包装資材トップメーカーであるイーパック(大阪府豊中市)は大正12年の創業以来、時代に先駆けた製品開発を進め、産業や社会に新しい価値を提供してきた。同社の企業活動を支えている原動力は、自社による一貫生産体制、高度なクオリティの追求、リードタイムの短縮、お客のニーズに合わせたオーダーメイド製品の提供を可能にする開発力だ。
また、原材料環境の変化にフレキシブルに対応するために、海外へ範囲を広げて、競争力を生みだすコスト戦略を積極的に推進。2000年にインドネシア、08年には中国・上海と2つのアジア拠点を中心にしたグローバルな素材供給を可能にしている。現在、中国・上海工場では、原料の調達から素材の生産、管理までトータルなモノづくりを実現し、品質に対して高い信頼を得ているという。
同社の扱う製品の一例として、包装資材では、紙にプラスチック樹脂をラミネート加工した防水・防湿性に優れたラミネート紙をはじめ、お客の用途・要望に合わせ、各種フィルムや強度補強材を組み合わせた特殊加工紙を各種取り揃えている。これらの特殊加工紙は、様々な産業用途の工業製品包装に使用され、さらに特殊素材の貼り合わせ加工技術を評価され、工業製品部材に使用されるシート材としても活用されている。
その他の産業用包装資材として、紙管などの紙加工製品も自社製造しており、お客の要望に合わせたオーダーメイド製品を、自社一貫生産体制で提供。
「Eバリヤシリーズ」は、イーパックが輸出包装用バリヤ材として開発した製品で、さまざまな工業製品の輸出バリヤ包装に使用されている。Eバリヤの特徴として、優れたバリヤ性・強度及び大型梱包可能な広幅サイズまで対応できる豊富なバリエーションがある。
また、内容物の確認が出来る透明バリヤでは、アルミ箔品と同等のバリヤ性を有する「透明MIバリヤ」の開発にも成功し、グローバルな海外展開をされる輸出関連業界で好評だ。
営業部の鴨川洋・営業技術課長は、「企画・製作から製造・パッケージング、物流に至るまでトータルコーディネートが可能」と同社の強みを強調し、「各社様に合った、お困りごとを解決できる提案が出来ると思う。何でも相談していただければ」と自信を見せる。
◎関連リンク→ 株式会社イーパック
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