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製品・IT
広報企画 「気がつけば学習」がモットー、交通標識学習ビンゴカード
2018年11月6日
交通安全や科学を通して文化事業をすすめる広報企画(杉原定憲社長、名古屋市)ではユニークな視点で幅広くイベントの立案・企画を行っている。
イベントには数多くの仕掛けが登場して舞台を盛り上げることになるが、その中でも同社が開発した「交通標識学習ビンゴカード」は、数字に代わって主要70種の交通標識を利用した変わり種で、ビンゴゲームに参加する過程で、交通ルールを学べてしまうという注目のアイテム。
「参加して、体験することで人は素直に学べる。このビンゴカードは『気がつけば学習』という我が社のモットーをわかりやすく体現している」と語る杉原社長は長年、交通安全にまつわるイベントに携わり、独自のアイデアと発想力で多くの人たちに「体験学習」を提供してきた企画のプロだ。
そんな社長の発案で生み出された同カードは5×5列の標識がランダムに配列され、ビンゴゲームの中で標識をめくり上げるたびに裏面に明記された該当標識の交通ルールが現れるという仕組みとなっている。
通常は回収して破棄されることの多いビンゴカードも、同カードであれば、持ち帰っての「追加学習」も可能で、その汎用性と実用性の高さに加え、対象年齢の広さも想像に難くない。杉原社長は「交通ルールは大人が学ぶだけではなく、その被害に遭いやすい子供やお年寄りにも積極的に学んでほしい」との考えのもと、子供の飽きやすい特性にも配慮した3×3列の「スピーディーバージョン」を新たに考案。ゲームの速効性の向上と合わせて歩行者向けに厳選された道路標識は拡大化され、子供やお年寄りにも扱いやすい仕様の学習カードに仕上げ、その活躍の場はさらに広がりを見せている。
また科学の分野でも「気がつけば学習」を実践する同社は、「科学演芸」と称したプロのパフォーマンス集団をプロデュース。この分野でも学習ビンゴカードは化学記号へと姿を変えて好評を得ているとのことで、あらためて同社の懐の深さを実感する。
「社会の中での役割を考えても、トラック運送業界には、もっと陽が当たるべきだと考える」と長年の活動を通じて感じた思いを述べる杉原社長。そのユニークで柔軟性に富んだ企画と発想力に、この先のトラック業界を照らし出すためのアイデアが期待されている。
◎関連リンク→ 有限会社広報企画
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