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製品・IT
NTTPCコミュニケーションズ 体調変化を瞬時に把握「みまもりがじゅ丸」
2018年11月13日
NTTPCコミュニケーションズ(東京都港区)は、リストバンド型のバイタルセンサー(活動量計)を活用してドライバーや倉庫作業員の安全と健康を見守るクラウド型IoTサービス「みまもりがじゅ丸」を提供している。
対象者の体調変化を管理者がリアルタイムに把握できる同サービスは、手首につけた活動量計から脈拍数を取得し、中継機であるスマートフォンなどにBluetoothで転送、パソコンの画面上に顔写真とともに一覧表示するというもの。脈拍は正常、注意、危険の3段階で、それぞれ緑、黄、赤に色分けされ、一目で状態がわかる。
サービスクリエーション本部主査の岡原昌之氏は、「このサービスを利用していることが、労働環境の良さのアピールにつながれば」と語る。「ユーザーは、熱中症を防ぐ取り組みの一つとして当サービスへの関心が高い」と説明する。
現在、様々な企業とのコラボレーションを展開している同サービス。「将来的には、デジタコやドライブレコーダーとの連携を目指している」とする。「当社は縁の下の力持ちのような裏方のサービス。コラボ先のサービスがより良くなれば、当社の名前が出なくても構わないという思いで、日々、技術開発に励んでいる」という。
今後は、「『睡眠』に注力したい」と語る岡原氏。さらに、「肉体的、心因性起因の体へのストレスが、脈拍数にも変化として表れるのではないか」と日夜、ドライバーの健康問題に、真摯に向き合っている。
◎関連リンク→ 株式会社NTTPCコミュニケーションズ
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