-
製品・IT
ダイフク ワイヤレス充電システムの新型モデル発売
2019年5月28日
ダイフク(大阪市西淀川区)は4月1日、ワイヤレス充電システム「D―PAD」の新型モデルの発売を開始した。従来品比で約60%小型化した新開発の充電コントローラに加え、マルチ電圧設定や幅広い電池特性に対応することで、低床式を含む既存のAGVにも装着可能にした。価格はオープン。
同社は、1992 年にニュージーランドのオークランド大学とワイヤレス給電技術の技術提携とライセンス契約を締結。翌年には世界初の「ワイヤレス給電モノレール式搬送システム」を実用化し、自動車工場や半導体工場の生産ラインを中心に納入してきた。その技術を応用して開発した「D―PAD」は、独自の構造により、一般的な円形パッド(コイル)と比較して、同じ大きさであれば、伝送距離が約2倍だという。
昨今の工場や倉庫の自動化に伴い、AGVや自動搬送モバイルロボットの導入が増加。安定稼働には電池切れ問題を克服する必要があるものの、電池交換方式やプラグ式、接触式充電器を用いた充電では作業効率の低下を招くなどの課題があった。
◎関連リンク→ 株式会社ダイフク
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ