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製品・IT
ドコマップジャパン 「docomap Eye」のレンタル・販売を開始
2019年6月5日
ドコマップジャパン(浦嶋一裕社長、東京都港区)は動態管理システムとドライブレコーダーを組み合わせた「docomap Eye」のレンタル・販売を開始した。
「docomap Eye」は、同社の動態管理システム「DoCoMAP」とパイオニア社の通信型ドライブレコーダーを組み合わせた新製品。通信にはNTTドコモ社製のSIMカードを使用している。
「DoCoMAP」は、GoogleMAPを利用し、ID・パスワードがあればパソコンやスマートフォン、タブレットから車両の現在地の確認ができる動態管理システムとして開発された。運行履歴も過去1年分保存できるため、クレーム発生時に自社車両が該当の場所で走行していたかすぐにわかる。なにより、ドライバーへ現在位置を電話で問い合わせるという動作が一つ減るため、ドライバーと管理者双方の負担減になる。
今回登場する「docomap Eye」は、「DoCoMAP」の機能を引き続き使用しつつ、ドラレコとして利用できる便利な製品としてバージョンアップしている。
また、「docomap Eye」には衝突検知、急ハンドル、急加減速、急発進を感知するという新しさも加わった。それらの危険挙動を感知した際は、登録者の元へお知らせのLINEやメールが届くという。また、危険挙動を感知した後は、自動的に前12秒・後8秒の合計20秒の動画と音声をクラウドにアップされるため、「DoCoMAP」上でも確認がすぐにできるようになった。
もちろん、ドライバー側にも、注意喚起がドライブレコーダー上に表示されるうえ、ヒヤリハット地点や連続運転時の休息の必要性を促す機能も付いている。
浦嶋社長は「最初は危険挙動がたくさん見つかるかもしれない。しかし、記録に残し振り返ることで、徐々に減っていくのではないだろうか。そうした一助になれば」と話している。
「docomap Eye」は、LEVOガイドラインの運行管理連携型での審査を受け、助成対象機種として選定されており、全ト協や各都道府県ト協から助成金が受けられる。
◎関連リンク→ 株式会社ドコマップジャパン
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