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製品・IT
ZMP 物流支援ロボットを電子機器製造工場に導入
2019年6月11日
ZMP(谷口恒社長、東京都文京区)は6月10日、同社が今年3月から販売している物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)AD外部機器連携モデルが、ライジング(西田洋一社長、大阪市)の電子機器製造を行う工場で、搬送作業の自動化及び省人化のために導入されたと発表。
ライジングはEMS・ODM生産を事業とし、電子・機構部品の調達や完成品の実機治具や基板検査治具の製作などハード、ソフト両面でサービス展開しているが、事業上の課題として、製造物の部品点数が多く増産も重なったため、搬送に人手を回せない状況となっていたという。
そのため、部品及び製品を完全無人で搬送することを目的にキャリロAD外部機器連携モデルを導入。走行ルート設定は簡単、またフレキシブルなルート設定も端末で容易に行えること、外部機器と簡単な設定で連携できる仕様になっていることが導入の決め手となった。
導入後の効果としてライジングでは、「これまでは作業者が各エリアまで部品や完成品を輸送していたが、キャリロADがすぐ近くまで取りにきて、ほしい所に運んでくれるので部品や製品の輸送時間はほぼゼロになった。また、自動ドアやリフターとも連携しているので、部屋にキャリロが入る際や階層をまたぐ搬送も人手をかけずに自動で行えている」とコメント。現在、松阪工場で3台稼働しているが、今後、他工場への展開を検討しているという。
◎関連リンク→ 株式会社ZMP
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