運転適性検査を手掛ける電脳（東京都港区）は、ＷＥＢ上で受けられる企業ドライバーのための安全検診「ＢＤ―Ｄｏｃｋ」を運送事業者に提案している。

　価格は１人１６００円（税別）で、営業部の村田基樹部長は、「全員で集まって一斉に行う必要がなく、コスト的にも手軽に実施できると喜ばれている」と語る。

　８０個の質問に対し、『当てはまる』『やや当てはまる』『あまり当てはまらない』『当てはまらない』の４択で答える形式で、「個人のスマートフォンで、10分程度で回答できる」

　情緒安定性などの性格から安全志向性、社会人として必要な計画性など９項目を測定し、ＡからＤの４段階で評価。「運転に関する質問はほとんどなく、『思い立ったらすぐに行動しないと気が済まないか？』といった性格に関するものが多い」。これは、「性格と運転は密接な関係にあるため」だという。他にも、夜間や市街地での運転が苦手かどうかを問うアンケートなども盛り込まれている。

　結果はＰＤＦデータで提供され、印刷はもちろん、スマホなどの画面上でも確認できる。同部長は、「それをもとにそのドライバーに合わせた業務プランを練ったり、指導に生かせてもらえれば」と語る。

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