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製品・IT
ヤマトシステム開発 携帯が鍵代わり、デリバリBOXサービス開始
2005年1月11日
ヤマトグループのヤマトシステム開発(東京都江東区、内田五郎社長)はこのほど、配送時の安全性・機密性を格段に高めるデリバリ用BOXレンタルサービスを開始した。サービス開始は今年4月で、初年度の目標は1万BOXを予定している。
後を絶たない個人情報漏洩事故、4月の個人情報保護法全面施行など、企業にとって情報セキュリティ体制の強化は、コンプライアンス上の必須事項。そこで、高セキュリティに加え自動トレーシング機能を持った配送を実現するデリバリ用BOX(アルミニウム合金製、通信モジュール付)サービスを開発した。
携帯電話を鍵代わりに使用。携帯からの音声応答もしくは携帯Webによる操作(利用するIDを入力)により、同社ネットワークセンター経由でBOXを開閉する。鍵の配送・紛失がなく、セキュリティ向上とともに利便性も向上。
荷受人が開箱した瞬間に、荷送人へ配達完了情報をメール送信するため、リアルタイムな配達完了情報が取得できる。開閉した携帯電話番号のログを確認できるので、誰が利用したのかがわかる。さらに、通信モジュールの簡易位置情報で、BOX位置(範囲位置)がWeb上で確認できるため、紛失時などの対応に威力を発揮する。
利用料は、箱1個当たり月額5000円(税別)。 -
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