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    伊藤忠商事 アディダス向け、ICタグ用いた配送システム本格稼働

    2005年2月23日

     
     
     

     伊藤忠商事は23日、アディダスジャパン向けに開発した、ICタグを使用したサッカーなどのチームウェア受注生産配送システムで、中国・香港・日本の3国間での国際流通システム(グローバルSCM)運用を本格的に開始したと発表。
     消費者が店頭でチームウェアの上下の色、スタイル、サイズを自由に選んだオーダーに対して、短納期と確実な生産・配送を行うために開発された、新しい受注生産配送システム。本来、チームウェアのオーダーはすべて受注生産だが、伊藤忠はアディダスジャパンが受注した後、生産委託を受け、中国工場(広東省)での生産、出荷時点でICタグを取り付ける。個品管理を可能にするデータベースを作成し、出荷検品を行う。
     また、中継地点である香港の物流倉庫では、入出庫検品時に梱包の外側から全ICタグを読み取ることにより、作業時間の短縮と確実性の向上による流通の最適化を図る。これらの特長を生かし、日本までの輸出入手続きも含めて、約四週間で直接店頭に配送することを可能にした。
     同システムは04年4月から仮運用を開始。流通過程での盗難防止・入出庫検品の効率化に特に効果を挙げたことから、本格稼働となった。

     
     
     
     
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