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    日産ディーゼル工業 中国合弁への出資比率を50%に

    2005年7月26日

     
     
     

     日産ディーゼル工業は26日、中国事業の基盤拡充を目的として、東風日産ディーゼル有限公司への出資比率を50%に引き上げると発表。これは、中国以外の企業に許可される上限となる。
     引き上げに必要な株式(総株式数の25%)は、タンチョン&サンズモーター(シンガポール)と住友商事が現在保有している株式のすべてを買い取ることで取得する。すでに中国政府の認可を受けており、8月上旬には手続きを完了する見通し。手続き完了後は、同社と東風汽車集団股ぶん有限公司がそれぞれ50%の株式を保有する。
     東風日産ディーゼル有限公司は、東風汽車集団股ぶん有限公司などとの合弁企業として、日産ディーゼルの大型トラック・バスを中国市場に供給するため96年5月に設立された。今後は商品バリエーションを充実させ、日本国内生産車並の品質を追求することで、販売台数を大幅に拡大する計画。加えて、日本への部品供給の可能性についても検討する。

     
     
     
     
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