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製品・IT
デプロ ディーゼル排ガス浄化装置『DEPRO—ECS』
2006年3月13日
デプロ(東京都港区)は、自動車NOx・PM法、8都県市条例の両方に対応したディーゼル排ガス浄化装置『DEPRO—ECS』の本格的な量産体制に入った。
同製品は、平成6年規制の型式『KC—』で、いすゞ自動車製エンジン『4HF1(130馬力仕様)』を搭載した車種に対応。対象車種は、いすゞ自動車の「エルフ」、日産自動車の「アトラス」日産ディーゼル工業の「コンドル」、マツダ「タイタン」に適応。
同製品は、昨年の9月30日に国交省から自動車NOx・PM低減装置としての認定を取得しており、同11月24日には8都県市(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市)から粒子状物質減少装置としての指定も受けている。
『DEPRO—ECS』は、大小二つのDPFフィルターが、低速から高速までのあらゆる走行状況で連続してPMの再生処理を行うとともに、『EGR(排ガス再循環)』量をコントロールすることでNOxも低減させる。
高速走行時はもちろん、低速走行時でも性能を発揮し、排ガスを浄化するのが大きな特徴。1年毎(または10万km毎)にDPFフィルターの交換が必要だが、添加剤などを使用しないため、フィルター点検時期までの間、日常のメンテナンスがほとんど必要ないという。取り付けは、同社での研修を受講した全国の整備工場約百社でのみ可能で、約1日で完了する。
価格は1台84万円(取付工賃別)。同社では、1年間(但し10万kmまで)の製品保証を実施しており、3か月毎または3万km走行毎のDPFフィルターの点検(有償)を受けていれば、万一の故障時に、無償での交換・修理に対応している。
同社への問い合わせは、電話0120(668)404番 -
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