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    日本オラクル ロジスティクス分野への取り組みを強化

    2006年9月26日

     
     
     

     日本オラクルはこのほど、新たな物流管理アプリケーション「Oracle Transportation Management」の日本での提供開始を機に、ロジスティクス分野への取り組みを強化する。
     このほど記者会見を開き、今後の展望とともに、サプライチェーンアプリケーションでのビジネス戦略担当責任者に、デルコンピューターでオペレーション本部長を務めていた新良清氏の就任を発表した。
     同アプリケーションは、2005年にオラクル・コーポレーションが買収したG—log(ジーログ)社のグローバル物流管理アプリケーション「G—log」を機能強化し、オラクルの業務アプリケーション「Oracle E-Business Suite」の一製品として提供するもの。
     同アプリケーションでは、3次元の積荷空間を想定した画像シミュレーションでの積荷配置計画機能を搭載。また、「Oracle E-Business Suite」の受注管理モジュール「Order Management」、発注管理モジュール「Purchase Order」、買掛未払金モジュール「Payables」などのアプリケーションとの連携も可能となっている。
     日本オラクルでは、同製品を基軸にロジスティクス分野への取り組みを強化。住商情報システム、ソピア、東洋ビジネスエンジニアリング、日本ユニシス、日立コンサルティング、 日立製作所、ベリングポイントとともに同製品のビジネスを展開していく。
     「Oracle Transportation Management」は、海運や空輸など異なる輸送形態を一貫して管理することができ、世界6か国の言語、時間帯、通貨にも対応。
     日本オラクルでは、特にグローバル規模で物流を展開し、複雑なサプライチェーンを要するハイテク企業や自動車メーカーなどの荷主企業、物流事業者をターゲットに同製品を販売し、日本での市場拡大を目指していくとしている。
    ◎関連リンク→日本オラクル

     
     
     
     
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