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製品・IT
i2テクノロジーズ・ジャパン 「TDM」日本国内での出荷開始
2006年10月12日
i2テクノロジーズ・ジャパン(東京都渋谷区)はこのほど、ロジスティクスの戦略策定から最適化、配送・財務管理までをグローバルに統合するソフトウェア「Transportation and Distribution Management suite (TDM)」の、日本国内での販売・出荷を開始した。
また、ソリューションマーケティング部に専任チームを設置し、顧客への提案や日本のユーザーからの製品機能拡張要件の取りまとめ等を行っていく。さらに、物流戦略の策定から、システム導入、運用・保守に関わるコンサルティングサービスも年内に開始する予定としている。
TDMは物流でのネットワークの評価、輸送手段や業者の選定、調達から日々の輸送計画、さらに動態管理を中心とした可視化や評価・分析ができる総合的な物流管理ツール。
物流戦略の策定から、輸配送のオペレーション業務の計画・管理まで、単一のプラットフォームで実現できる点が特長。
単純な部分最適ではなく、各輸送手段や国、企業を横断した輸送・配送プロセスをグローバルに同期化し、オペレーションの効率化とサービスレベルの向上を支援する。
既に海外では、200以上の製造業、小売業、3PLなどの物流専門事業者での導入実績を有しており、配送ベンダーとの協力体制や物流ハブのダイナミックな最適化、配送ルートやスケジュール決定に関する制約の考慮、拡張性の面で高く評価されているという。
同社の佐藤年成社長は、「物流分野の効率向上やシステム高度化は昔からその必要性が叫ばれてはいたものの、後回しになっていたのが実情で、ましてやサプライチェーンを鳥瞰した物流の最適化は、ある意味、夢物語と思われていたのではないか」とし、「今回、その夢を実現するためにTDMをご提供し、物流改革と経営効率化のお手伝いをしていきたい」と語っている。
◎関連リンク→i2テクノロジーズ・ジャパン -
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