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    KYB ドライブレコーダー「クルマメ」普及進む

    2007年4月24日

     
     
     

     KYB(東京都港区)のドライブレコーダー「クルマメ」は、昨年の5月に発売を開始。現在では全国約2000台の車両へ装着が完了し、トラック業界にも広く普及を見せている。
     同製品は、運転中に事故などの衝撃があった場合、その前後計30秒を映像で記録。また、映像再生時には、走行時のスピードをメーター表示する。この機能について、同社電子機器事業部の丸真朗氏は「KYB独自のもの」と話す。


     この映像があれば、事故の検証を第三者的に行うことができ、スムーズに事故処理を進められる。同氏は「当初、過失割合が10対0だったものが、映像の提出で覆った例もあった」とし、「もらい事故の際などは特に効果的」と話す。また、手動録画ボタンもあり、「前方で起こった事故の様子を記録することもできる」。
     専用解析ソフトを使うことで、同映像をドライバー教育にも役立てることができる。同製品では、ヒヤリハット映像を流した後に、「この危険の原因は何か」などの質問事項を画面上に表示可能。「質問内容についてドライバー同士が話し合えば、『安全とは何か』を考えさせる絶好の機会となる」と同氏。「市販の教材ビデオでは、講習内容のマンネリ化は避けられない」と指摘した上で、「実際の映像をもとにした中身の濃いディスカッションは、ドライバーの安全意識を向上させる」とアピールする。
     同氏は「事故が減れば、事故処理費用など経営上のムダなコストをカットできる。また、運転状況を分析することで、エコドライブの推進にもつながる」と強調。「運送事業者様は多くの経営課題を抱えているが、『安全確保』『コスト削減』の面で必ずお役に立てる製品」と話す。
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     詳細は同社HP、http://www.kyb.co.jp/

     
     
     
     
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