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    KYB 機密文書の出張細断処理車「サイダーン」開発

    2007年5月23日

     
     
     

     個人情報保護法の施行に伴い、機密保持の重要性が高まっている。油圧緩衝器やコンクリートミキサー車のトップメーカーで知られるKYB(東京都港区)が機密文書の出張細断処理車「サイダーン」を開発、すでに販売を開始している。
     出張細断サービスとは、依頼者の指定場所に出向き、機密文書をその場でシュレッダー細断するサービスのこと。「サイダーン」はシュレッダーを搭載し、細断紙片をドラム内で撹拌・圧縮。1/3にまで減量し、最大で6.5立方m、約1500kgまで積載可能で、効率的な輸送を実現する。


     特装車両事業部の忠平昇専任課長によると、同製品に使われている技術の母体となっているのが、「剪定枝(せんていし)の粉砕処理車『タウンビーバー』」だという。公園や街頭に植えられた樹木の剪定枝をカッターで粉砕減量し、収納・運搬するもので、「2t車4台分の剪定枝を積み込める」。
     出張細断の最大のメリットは「目の前で文書の裁断処理を行うという安心感」。古紙問屋や製紙メーカーなどが処理を引き受けるサービスも多いが、「運搬途中や管理段階で問題がないとは限らない」と指摘する。オフィス街や住宅密集地でも利用できるよう、低騒音での処理が可能で、「塵芥車程度のレベルに抑えることができた」と胸を張る。
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    依頼者の目の前で細断処理を行う
     また、処理後の紙をリサイクルできるのも特徴。繊維を傷つけず、なおかつ機密を保持できるサイズに紙を細断するため、リサイクルが可能だ。
     希望小売価格は2100万円(車両価格を含む)。同課長は「月間30tの処理量を確保できれば、十分な利益が出るはず」と試算。「営業努力をしていただくことになるが、一般企業だけでなく学校や病院、自治体などからのニーズが多い。将来性のあるビジネス」とアピールする。
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    忠平昇専任課長
     詳細は同社HP、http://www.kyb.co.jp/

     
     
     
     
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