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    トッパン・フォームズ UHF帯ICタグ用「無指向性アンテナ」を改良

    2008年2月28日

     
     
     

     トッパン・フォームズ(東京都港区)はこのほど、従来製品のUHF帯ICタグ用「無指向性アンテナ」に改良を加え、通信性能の大幅アップに成功、量産体制を確立して販売を開始した。
    「無指向性アンテナ」は、「どんな角度からも長距離通信が可能」という優れた特性を持つ製品。このため、ゲート型アンテナによる複数同時読み取りを行う物流業界などで、今後、主流になる可能性が高いと言われている。


     同社では、製品群の中でも特に同アンテナの研究・改良に注力しており、従来と同サイズにも関わらず、通信性能を20%向上することに成功。読取可能な方位が広がり、通信可能距離も長くなったことで、複数同時読み取り率向上に貢献する。
    同社では、「パレット管理などの物流関連市場や製品用タグとして活用されるアパレル関連市場、医薬品の偽造防止などでニーズのある医薬品業界などを中心に販売を展開していく」としている。
     また、同時に、同社のUHF帯IC関連製品を形状ごとに体系化し、多彩なラインナップのUHF帯ICタグシリーズ『Latica(ラティカ)』として本格販売を開始。同ブランドで、08年度に3億円の売上を目指すとしている。
    関連リンク:トッパン・フォームズ

     
     
     
     
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