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物流ニュース
日本通運 九州医薬品センターを竣工、医薬品サプライチェーンの戦略的拠点へ
2020年11月12日
日本通運は10月20日、新たな医薬品サプライネットワーク構築の核として新設する国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)のうち、最初の竣工となる九州医薬品センター(福岡県北九州市小倉南区)を建設し、8日に竣工式を執り行ったと発表。
同社は、医薬品に関するGDP(適正な流通基準)の日本への導入に伴う医薬品物流の変化に対応し、GDPに基づく品質管理に加え、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応を含め、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークの構築に取り組んでいる。物流インフラが充実する北九州市に竣工した九州医薬品センターは、九州内への医薬品供給のみならず、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えた戦略的拠点として位置付けている。同センターは、規範としてGDPガイドラインをクリアしており、定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリア、特殊医薬品エリアなどサプライチェーンのあらゆるニーズに対応する。
同センターの竣工に引き続き、12月の西日本医薬品センター(大阪府寝屋川市)、来年1月の東日本(埼玉県久喜市)および富山(富山市)の各医薬品センターの竣工をもって医薬品サプライネットワークの全拠点が完成し、同2月からサービスを開始する予定。
◎関連リンク→ 日本通運株式会社
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