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物流ニュース
ワールドフォースインターナショナル ドライバーに良い仕組みを「軽バン.com」
2021年4月6日
荷主と宅配ドライバーを直接つなぐアイデア「軽バンシステム」で特許を取得しているワールドフォースインターナショナル(田上修社長、東京都文京区)は2016年から、荷主とドライバーのためのサポートシステム「軽バン.com」を稼働している。
同社では、業務を委託する宅配ドライバーを、フランチャイズ募集している。東京、仙台、大阪、名古屋、福岡と支社を開設し、全国展開を進めており、4年で3000台と堅実に登録台数を増やしている。
田上社長は、自身も委託ドライバーとして働いていたこともあるが、惨めで理不尽な経験によって、「ドライバーにとって良い仕組みでない」と実感し、「宅配ドライバーが笑顔になれるような仕組みをつくりたい」との一心で、軽バン.comを立ち上げた。
「宅配ドライバーがやる気の出る仕組みで働けなかったら、ドライバーになりたいという人がいなくなる」とし、「委託ドライバーをやっていた時に、あれば良いなと思った仕組みやサポートを提供することで、軽貨物業界に革命を起こしたい」としている。
そのため、宅配技術と安全モラルを高める教育には力を入れており、配達完了率を上げる方法や現場の回し方も教えている。また、同社とあいおいニッセイ同和損保、自動車整備工場が三位一体となって、ドライバーをサポートする仕組みとして「事故提言プログラム」を、週に1度のペースで行われている登録ドライバーへのオンライン勉強会に加えて、継続して行うこととなった。
ラストワンマイルだけで、東京以外の広いエリアを1社で365日面受けしている同社では、「宅配のドライバーが全国にしっかりと安定供給されなければ、マッチングは不可能」とし、「下請けにならずに、我々で全国のラストワンマイルを担っていきたい」としている。
◎関連リンク→ 株式会社ワールドフォースインターナショナル
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