ＮＸグループの中国現地法人、ＮＸ国際物流（杉山龍雄董事長、以下、ＮＸ中国）は、中国とラオス間の国際鉄道を利用し、ＡＳＥＡＮ周辺国とトラックでつなぐクロスボーダー輸送サービスを開始したことを４月１２日に発表した。

サービスの開始は同１日。

このサービスの特長は、昨年１２月に、昆明︱ビエンチャンを結ぶ中国ラオス鉄道が開通したことから、中国・昆明︱ラオス・ビエンチャン間を鉄道で輸送し、ビエンチャンからはクロスボーダートラックを利用してタイ・ノンカイ国境を経由しタイをはじめとするＡＳＥＡＮ 周辺国をつなぐサービスで、安定したリードタイムが提供できると話し、昆明発タイ・アユタヤ向けのトライアル輸送はすでに実施している。

またＮＸ中国は、大連・瀋陽・長春の３支店を統合、新たに「東北支店」を設立し、同１日から営業を開始した。

このほか日本国内では、日本通運が関西国際空港の温度管理施設でＩＡＴＡ が提唱する医薬品輸送品質認証「ＣＥＩＶ　Ｐｈａｒｍａ」を取得した。発効日は同５日。

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