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物流ニュース
浪速運送 RFIDシステム導入で作業効率向上
2023年6月20日
浪速運送(東宏剛社長、大阪市西区)は5月30日、アパレルの仕分け作業効率向上を目的に、仕分けAGV「t-Sort」と連携するRFIDシステムを住友商事マシネックスから導入したと発表。
同社の「柏の葉センター」では、大手アパレルメーカー店舗向けの物流業務を行っており、トータルピッキング後の店舗別仕分け作業効率化のためにt-Sortを導入していたが、今回、さらなる作業効率性向上のために新たにRFIDリーダーを使ったシステムを導入した。
従来はt-Sortへアパレル商品を投入する際、商品に付いているタグのバーコードをリーダーにかざす作業を行っていたが、タグがアパレル商品と袋の中に同梱されているため、バーコード面が裏を向いている際にタグを反転させる手間が発生したり、ビニール製の袋に光が反射し、バーコードがうまく読み込めない場合読み取り角度を修正、再読み込みさせる手間が発生するなど、商品投入の生産性が悪くなっていた。
そこで、手間の削減、作業効率を高めるため、RFIDリーダーの導入を進めた結果、t-Sortへの投入生産性が16%向上。また、常時RFIDタグから発する電波をリーダー側が任意のタイミングで遮断可能な機能を持たせたことで、t-Sortのまとめ投入にも対応することができたとしている。
◎関連リンク→ 浪速運送株式会社
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