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物流ニュース
奈ト協 グリーン経営促進研修会を開催
2024年1月12日
奈ト協はこのほど、グリーン経営促進研修会を開催。交通エコロジー・モビリティ財団グリーン経営業務室の吉川正広調査役が講師を務め、「グリーン経営認証取得(新規・更新)について」をテーマに講演した。
吉川氏は冒頭、グリーン経営に取り組む意義として、「環境保全は企業の社会的な責任」であり、「環境保全を通じて企業を強くする」ことの二つであると説明。グリーン経営認証の取得状況として、今年3月末現在でトラック業は2643社・4993事業所が取得しているとし、同財団が発行しているテキスト「トラック運送事業におけるグリーン経営推進マニュアル」を用いて、グリーン経営の進め方や認証を取得するまでの流れ、取得事業者に対する行政による優遇などを紹介した。
また、認証取得2年後の平均燃費が、車両総重量8トン以上のトラックの場合3.1%、8トン未満で3.2%向上したことや、取得事業者の走行距離10万キロあたりの交通事故発生件数(トラック)は、取得後1年目に前年比で25.9%減少しているなど、取得によるメリットも説明。さらに、具体的な申請書の書き方なども解説した。
◎関連リンク→ 公益社団法人奈良県トラック協会
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