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物流ニュース
全ト協と愛ト協 物流経営士研修会でアトランス代表の渡邉氏が事例発表
2024年3月22日
全ト協と愛ト協は2月2日、名鉄グランドホテルにおいて物流経営士研修会を開催、中部ブロックを中心に九州~東北の各地から約50人が参加した。
中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)の物流大学校講座を修了し物流経営士の認定を受けた者を対象としたこの研修会は、さらなる資質向上とネットワーク構築を目的に開かれており、今年で通算9回目の開催となる。
研修ではNX総合研究所のゼネラルマネージャー・金澤匡晃氏が「2024年問題への対応」をテーマに講演したほか、物流経営士による事例発表として静岡県浜松市を拠点に運送事業を展開するアトランスの代表取締役・渡邉次彦氏(26期生)が登壇。
自社における「健康経営を中心とした人材定着化への取り組み」について発表した渡邉氏は、社員の高齢化をきっかけに健康経営の実践に至った経緯にふれ、いくつかの取り組み事例を紹介。健康づくり担当者の設置のほか、健康診断の再検査対象者へ2段階で再検査を促す制度など、特徴的な取り組みに関して詳細を述べた。
また同社では7年連続で健康経営優良法人認定を受けており、その取り組み推進の結果として健康な社員が増え人材が定着、社員満足度の向上といった変化が見られている点にも言及した渡邉氏は、「経営者としてやるべきことを淡々とやっていくことが大事だと感じている」と所感を伝えた。
◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会
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