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物流ニュース
ユアサ商事など3社 ピッキング用自動搬送システム「ツインピック」開発
2024年4月10日
ユアサ商事(田村博之代表取締役社長、東京都千代田区)は、Phoxter(園田淳一代表取締役、大阪府豊中市)とプラスロジスティクス(若佐照夫代表取締役社長、東京都豊島区)の3社で物流施設におけるピッキング用自動搬送システム「ツインピック」を開発したと発表した。
ユアサ商事では、商品の保管や配送の拠点となる物流施設において、特に労力と時間を要する入庫作業とピッキング作業の省人・省力化、そして物流量増加や多品種化に伴う保管スペース確保が大きな課題として挙げていたが、自動化の導入には大掛かりなライン組立が必要で手間がかかる上、狭小スペースでの設置が難しいという課題があった。
今回、開発に至った「ツインピック」は「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」と「低層棚自動搬送ロボット」の2種類を同時制御するもので、国内初事例で実用新案を取得しているという。
同社は今後について、「システム販売に向けて2024年5月以降、当社関東物流センターで同システムの公開を予定している。『今ある倉庫をそのまま自動化』をキーワードに、狭小スペース対応や省人化、天井高までの保管効率大幅向上を同時に実現していく」とコメントした。
◎関連リンク→ ユアサ商事株式会社
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