-
物流ニュース
マルタケ運輸 EVトラックと水素トラックを運用
2024年4月22日
関東で食品輸送を行うマルタケ運輸(武田功社長、埼玉県草加市)の日野営業所には、現在、EVトラックと水素(FCEV)トラックが1台ずつ稼働しているという。
導入のきっかけは環境社会への取り組みを行っていた荷主からの提案だったというが、日野営業所と富士営業所を担当する同社の中川新哉課長は「会社としてもSDGsへの取り組みを行っていたため、導入に踏み切った」と話す。
EVトラックの走行距離は、メーカー値100kmとなっているが、実際の運行では80km以内のコースで運行しているという。気になるのは充電場所だが、施設内に急速充電器もあり、メーカー側と効率のよい運行ができるような充電について話し合う機会もある。
「高速道路の使用も増えているが、モーターへの負荷軽減と渋滞時電欠の恐れがあるために高速道路を走行していない」と話す。その場合、航行距離が長い水素トラックを活用している。
一方で、水素トラックはEVトラックよりも長い距離を走行できるが、充填場所が限られるため、運行や配車に工夫が必要だ。
同社ではドライバー5、6人がEVトラックと水素トラックを乗っているが、エンジン音がしないため静かで歩行者に気が付かれにくい。そのため安全面に配慮した運転を行うように指導をしている。
◎関連リンク→ マルタケ運輸株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ