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物流ニュース
愛ト協など 優良ドライバーを「マイスター」に認定
2024年3月10日
愛知県トラック協会と自動車安全運転センター愛知県事務所は、公私ともに20年以上にわたり無事故・無違反を達成、かつ安全運転の模範となるトラックドライバーを「マイスタードライバー(安全運転優良トラックドライバー)」として認定する全国初の取り組みをスタート。3月4日、名古屋市内のホテルで認定証授与式が行われた。
この制度は、マイスタードライバーが模範となることでさらなる安全運転の啓発および事故抑止につながるものとして実施、県ト協全9支部のうち名古屋第一支部でまず導入される。なお同支部は、1チーム5人で半年間の無事故無違反達成を目指すトラックセーフティラリーを最初に始めた支部でもあり、令和5年度の総達成数は1980チーム、達成率は82%と過去最高を更新している。
今年度のマイスタードライバー認定者は260人。認定者を代表して名鉄運輸の長江勝徳氏(写真左)が自動車安全運転センター愛知県事務所の星野厚志所長(同右)から認定証を受け取った。名古屋第一支部の内田亙支部長は会員各社に対し、来年度から協会全体で本格実施する予定である旨を告げ、趣旨の的確な把握と安全運転への指導に理解を求めた。
「社会全体への交通安全普及に努めていただけるものと信じている(愛知県中警察署長・渡辺勇人氏)」「周知することで全国的に広げていただきたい(自動車安全運転センター本部 理事長・種谷良二氏)」。
安全運転の普及のみならず、トラックドライバーへの誇りと自覚の喚起、トラックに対する誤解の解消など、マイスタードライバー効果に周囲の期待は高まるばかりだ。
◎関連リンク→ 一般社団法人愛知県トラック協会
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