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物流ニュース
茨城県内 国際物流ターミナル整備事業が本格化
2024年4月16日
【茨城】鹿島港国際物流ターミナル、茨城港常陸那珂港区国際物流ターミナルについて、関東地方整備局と鹿島港湾・空港整備事務所は4月15日、24年度の整備事業の概要を発表した。新規事業としては、茨城港常陸那珂港区中央ふ頭地区での国際物流ターミナル整備事業が採択された。
鹿島港では、大型貨物船に対応し、一度に大量の貨物輸送を可能とするため、国際物流ターミナル整備に着手。防波堤の延伸で港内の静穏を保ち、岸壁での荷役作業効率化を図るほか、耐震化の整備も行う。24年度は防波堤の基礎工事などに取りかかる。事業費は10億円。
茨城港常陸那珂港区では、コンテナ貨物量の増加などに対応するため、国際海上コンテナターミナルと国際物流ターミナルを整備。24年度は防波堤の基礎工事やケーソン製作工事を実施する。国際海上コンテナターミナルには9億7000万円、国際物流ターミナルには1億円を投じる。
このほか、北関東の産業機械メーカーなどの貨物需要に対応し、地域産業の国際競争力強化を図るため、中央ふ頭地区国際物流ターミナルを整備。滞船や他港への横持ちなど非効率な輸送形態を解消する。24年度は岸壁(水深14m)の調査・設計を行う。
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