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物流ニュース
広ト協 県警に反射ステッカー寄贈「自転車も一時停止を」
2024年7月17日
【広島】県警や県交通安全協会では、自転車の運転ルールの順守やマナーアップに向けて「自転車安全利用五則」を定めるなど、さまざまな啓発活動を行っているが自転車の事故は後を絶たない。
昨年1年間に県内で自転車が関係する事故は996件発生。交差点内で自動車と出合い頭に起きた事故が最多で899件に上った。担当者によると「すべての交通事故のなかで、自転車事故の割合だけが微増していて、一時停止無視によるものが特に目立つ」という。
なお、事業用トラックと自転車が絡む事故は同年中7件発生。このうち10月にはJR竹原駅前の県道で、信号待ちのトレーラが青信号で発進したところ、左斜め後方から信号無視し横断歩道を渡ってきた自転車(89歳の男性)をはねる死亡事故が起きた。また、同種の事故は今年の3月末までに1件発生している。
この状況を受けて広ト協(小丸成洋会長)は、自転車運転のルールを守ることを呼び掛けるステッカーを作成し県警に500枚を寄贈した。ステッカーは縦60センチ、横12センチで黄色の反射材に「自転車も止まれ」と表示。県内各所の自転車の往来が多い場所にある一時停止の標識などに貼り、注意を促すという。
贈呈式で小丸会長は「自転車も自動車も互いに気を付けることが重要。啓発活動に役立ててほしい」と話した。大木晋交通部長から、広ト協各支部の青年メンバーが行う小学校での交通安全教室の実施と合わせて、協会に感謝状が贈られた。
◎関連リンク→ 公益社団法人広島県トラック協会
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