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物流ニュース
運送経営者7割「先行きさらに厳しく」 M&Aキャピタルパートナーズが調査
2024年7月18日
M&Aキャピタルパートナーズ(中村悟社長、東京都中央区)はこのほど、物流・運送業の経営者101人を対象に、物流・運送業のM&Aの意識調査を実施した。それによると、7割の事業者が先行きについて、「さらに厳しくなる」と予想している。
調査は、今年3月にインターネットを活用して、9つの質問に回答する形で実施した。
物流・運送業界の先行きについては、73.3%が「さらに厳しくなる」、15.8%が「現状維持」、9.9%が「先行きは明るい」と回答している。昨年と比べては、「さらに厳しくなる」が3ポイント増加した一方で、現状維持も2ポイント、「先行きは明るい」も3ポイント増加した。
運賃値上げの交渉の有無では、44.6%が「交渉している」、そして18.8%が「交渉の予定がある」と回答した一方で、「交渉をしたいができない」が26.7%、「交渉の予定がない」が4%と、3割が交渉できない、あるいは交渉の予定がないと回答している。深刻化するドライバー不足に対する対策については、「実施している」が25.7%、「実施する予定がある」が23.8%となる一方、「予定がない」が43.6%あり、半数近くが対策を講じられていない現状が明らかとなっている。
対策については、ドライバーの賃金向上が74%と多く、労働時間の改善が58%、採用・求人の強化が42%となっている。
労働時間の改善への取り組みとしては、「荷役・荷待ち時間削減の交渉」が62.1%と多く、「給与条件や待遇改善による採用強化」が51.7%と続いている。
同調査ではまた、運賃交渉や労働時間のような経営課題解決のために、他社とM&Aなど、パートナーシップの検討の有無を聞いたが、「検討したことがある」が 16.8%と少なく、78.2%と8割近くがこれまでにM&Aなど、資本提携の検討はないと回答している。
今回の調査について、同社の物流業界プロフェッショナルチームの菊池尚人リーダーは、「経営者が課題解決の対応策として挙げている『人手不足』や『荷主との交渉力』『DXの推進』は、より大きい資本とのパートナーシップによって解決できる可能性がある」とし、「M&Aなどによるパートナーシップを模索することで、経営基盤をより強化し、この4月に適用された2024年問題に対する解決策として情報収集から始めることをお勧めしたい」と話している。
◎関連リンク→ M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
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すぐに値上げに応じて呉れる荷主はごく僅かです。
最低運賃を法律で決めてそれを下回ればハードな罰則くらいしないとどうもならんと思いますよ
そんな交渉にポンポン応じる時点で、荷主としては失格。
どこまで金額を削れるか、金額が底打ちならどんな付帯サービスを付けられるか、ってのが腕の見せ所だろ。
車線変更直前はわざとか?
覚えてろこのやろ
カンガルはバックカメラないのか?
わざとやってるのか?
カンガルは追い越す時くらい速度を上げろやチンタラ70後半で速度差1~2㎞の車両を追い越すな
それによって70~75㎞台の速度の車列ができるから80㎞以上出さないカンガルを筆頭に他にも入ってきて車列の速度が上がったときに戻れなくなって走行、追い越し車線共に同じ速度で詰まるんだろ
一度でいいから85㎞以上で走ってみろ何十台、下手したら100台以上カンガル沸いてくる嫌になるぞ
すみません。この記事と車線変更はどういう関係あるのでしょうか?経営の車線変更?
車線変更というより脱線かな、話の。
脱線するほどストレス溜まってるんやろな
カンガルあるあるやで
まずは減速して車間保持!
映像を警察に見せるか、カンガル本社に通報せや