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物流ニュース
SBSホールディングス 第2四半期決算説明会「減収減益になるも下期の回復に期待」
2024年8月10日
SBSホールディングスは8月8日、2024年第2四半期決算の説明会を開催した。第2四半期の連結業績の売上高は2217億3900万円(前年同期比9億2600万円減、0.4%減)、営業利益は109億5800万円(同32億8300万円減、23.1%減)、経常利益は113億8500万円(同29億6300万円減、20.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は64億5600万円(同17億3000万円減、21.1%減)、一株当たりの中間純利益は162円56銭(同43円57銭減、21.1%減)となった。この業績については「物流事業における新規顧客獲得等による売上増加はあったものの、物量減や海上運賃の下落、新拠点の開設等によるコスト増により減収減益となった」と説明。
今回の業績について、グループ業績の約3分の2を占める主要3企業について、SBS東芝ロジスティクスが海上運賃の下落および半導体等の物量半減により前年同期比で売上高2.7%減、営業利益43.3%減、SBSリコーロジスティクスも精密機器は順調なるも海上運賃の下落および海外物流減により売上高3.4%減、営業利益6.0%減とした。一方、SBSロジコムは新規受注売上増により売上高5.3%増、営業利益6.4%増としたが、3社合計では売上高1.0%減、営業利益14.2%減となったと説明。しかし通年業績予想に関しては当初の発表から変更せず、売上高4500億円、営業利益210億円、経常利益205億円、親会社に帰属する当期純利益は105億円、一株当たり当期純利益(EPS)は264円37銭と発表。
鎌田正彦グループ代表は、2025年までの3年間にわたる中期経営計画の中間年として現状の業績を立て直し、2025年の売上高5000億円目標達成の意向を再度強調。苦戦するグループ企業については「個社の強みを生かした自律的な成長をサポートすべく構造改革中。積み方や人の配置換えを実行しV字回復を目指す」と話す。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社
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