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物流ニュース
岐阜県取引環境・労働時間改善地方協議会「現場の工夫活用が有効」
2024年10月18日
【岐阜】岐阜県トラック輸送における取引環境・労働時間改善地方協議会(土井義夫座長)は9月3日、岐阜県自動車会館で第20回協議会を開催した。
開会あいさつは岐阜労働局労働基準部の中村隆部長が担当し、時間外労働の上限規制や人手不足によるドライバー不足の深刻化といった業界の問題に言及。また、今年5月に公布された流通業務総合効率化法・貨物自動車運送事業法の改正に触れ、「物流効率化のための取り組みで『こうすれば正解』というものはなく、現場で工夫して講じられた例を横展開して活用していくことが有効では」と考えを示した。
同協議会は3部構成で実施され、第1部では国交省による2024年問題への対応状況、第2部では厚労省によるトラックドライバーへの働き方改革の取り組み事例が説明された。
第3部では、令和6年度の同協議会の活動内容を解説。多くの荷主企業と物流事業者が業務時間を正確に把握していないという観点から、同協議会は今年、荷待ち時間の実態調査を実施した。今後は実態調査の方法を改める方針。
また、荷主企業と運送会社による意見交換が行われた。
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