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物流ニュース
官民物流標準化懇談会 取り組み状況など共有
2024年12月13日New!!
11月5日、第4回官民物流標準化懇談会が開催された。
同会ではパレット標準化推進分科会の最終取りまとめ案のほか、モーダルシフト推進・標準分科会の推移、各分野における物流標準化の取り組み状況、コールドチェーン物流サービスの国際基準規格発行推移、フィジカルインターネットを活用した輸送効率化をはじめロードマップの進行状況などが共有、取り上げられている。
今回、業界の取り組み状況であげられたのは、「加工食品、菓子、紙加工品」「農産物」など。T11型パレットを念頭に入れた製品設計の進行、外装表示や納品伝票の標準化、電子伝票化導入検討例が進捗としてあがっている。
「農産物」などの物流標準化については、全国の青果物分野でT11パレットに合致した段ボールの試作や輸送実証、混載輸送実験が取り上げられ、青果物のパレット利用率が全国平均で春から秋にかけ約70%を記録とされた一方、プラスチック製レンタルパレットの使用率は最も高い時期で秋期の8.4%とされた。
輸送力不足解消に向けたモーダルシフト推進に関しては、中小企業の利用を念頭においたダブル連結トラック導入支援や、特車通行許可の利便性向上に向け市町村道を含めた道路情報電子化の推進などが触れられている。
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