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物流ニュース
サンクスモビリティ 環境配慮型「B5軽油」販売開始、地域SSで初
2025年9月10日
マルシメグループのサンクスモビリティ(大熊康丈社長、愛知県豊橋市)はこのほど、新城市有海町のSOLATO新城インターSSで、植物由来の成分を含むバイオ燃料「B5軽油」の販売を開始した。SSでの店頭販売としては、同エリアで初の試みとなる。
B5軽油は、軽油に廃食用油などから精製した脂肪酸メチルエステル(FAME)を5%以下混合した燃料で、国の定める軽油の強制規格を満たしている。通常の軽油と同様にトラックや建設機械などで使用でき、CO2排出量を約5%削減できるとされる。
同SSは太陽石油(東京都千代田区)を介して国の承認を受けた特定加工業者からB5軽油を仕入れ、SS店頭販売のほか需要家、建設現場などへの小口配送を行う予定で、新規の配達申し込みも受け付ける。

同グループの岡部匡宏氏は、「B5軽油の取り扱い業者は県内でもまだ少なく、今後は工業団地や建設現場、物流事業者を中心に普及を進めていきたい」とコメント。また「環境配慮型の燃料として、企業姿勢の発信にもつながるもの」として、今後の需要拡大に期待を寄せている。
販売は6月2日からスタート。太陽石油としてもB5軽油の販売は初となり、関係者は「環境意識の高い事業者と連携し、普及を進めたい」と話している。
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