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物流ニュース
日豊高速運輸 ドライバー研修eラーニングサービスがインドネシア語に対応
2025年7月31日
日豊高速運輸(出口達也社長、愛知県刈谷市)が企画・開発し、法定12項目などを学ぶことができる研修eラーニングサービス「eDriver」は、6月から新しくインドネシア語版をリリースした。従来の日本語・ポルトガル語に加え、対応言語を追加したかたちで、特定技能を持つ外国人ドライバーへの教育ツールとして効果が期待されている。法定12項目を学べる外国語対応の教材としては、業界初となる。
同サービスは、特定技能ドライバーが研修内容を正確に理解しながら日本語学習も両立できることを目的の1つとしている。また、教材の翻訳はプロ翻訳者が担当し、専門用語も正確に訳されているため、インドネシア人にとって分かりやすく、実践的な解説になっている。
インドネシアに着目した理由は、右ハンドル・左側運行であることから日本国内の運転業務に親和性の高いことなどがあげられる。今後は、ベトナム語やタガログ語にも対応予定だ。

10年以上、外国国籍のドライバー受け入れを行ってきた同社。同サービスはその過程で培った課題や知見が反映されている。出口社長は、業界全体で特定技能ドライバーの受け入れが進むことに言及し、「サービス開発のきっかけは、同業者の困りごとにも手を差し伸べたいという思いだった。当社が困っているということは他社も同じ。当社が解決できれば、他社も助かる。業界全体の発展に貢献したい」と語った。
また、同社はコアラドライブ安城のグループ会社である人と安全研究所(同安城市)とタッグを組み、8月に安全基礎講座のカリキュラムを追加する予定だ。
◎関連リンク→ 日豊高速運輸株式会社
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