【関東】関ト協青年部会（出島康佑会長）は６月２７日、第３６回全ト協青年部会関東ブロック大会を栃木県で開催した。開催県を代表して、松崎恭博副会長（栃木）があいさつ。「栃ト協青年部会一同、一丸となって皆様をおもてなししたいという気持ちで今日まで会議や打ち合わせを重ねてきた。栃木の魅力を存分に堪能していただきたい」と述べ、全国から集まった部会員を歓迎した。

続いて、全ト協青年部会部会長も務める出島会長があいさつ。「私たちは大きな時代の転換点にいる。働き方改革、ＧＸ、新たな法案の成立など対応するべきことが多くなっている。時代にしっかりと順応していくことが求められている」と指摘。６月に成立したトラック新法について、「この業界を大きく変えていく法律だと考えている。トラックドライバーの幸せを考え、コンプライアンスを重視した経営をしている会社が生き残っていく」と述べた。

また、年間テーマ「勇往邁進～つなぐ心、いま未来へ走り出す～」について、「時代に対して勇気を持って歩み出し、目標に向かって走る。主体的に動き、課題を乗り越えていく。そんな思いを込めてテーマを設定した」と説明。全ト協青年部会の取り組みにふれた。

また、交通遺児等育成基金の寺内博昭常務理事へ佐藤文平副会長（東京）が寄付金を贈呈し、同部会へ感謝状が贈られた。

研修会では、落語家の三遊亭楽生氏が登壇。「伝わるコトバ、響くコトバ」というテーマのもと、相手に伝えるための言葉や表現、話し方など、コミュニケーションについて噺家ならではの視点でポイントを伝えた。参加者を代表して、滝澤将司（群馬）副会長が謝辞を述べた。

研修会の部の締めくくりとして、松野学常任幹事が大会宣言を読み上げ、満場一致の拍手で採択。出島会長から北ト協青年部連絡協議会の小林大作会長へ大会旗が伝達された。