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物流ニュース
物流連 新会長に日本郵船・長澤仁志氏
2025年8月21日
物流連(真貝康一会長)は6月30日、令和7年度定時総会を都内ホテルで開催した。
役員の退任に伴う役員選任では、長澤仁志氏(日本郵船会長・日本船主協会会長)が新会長に就任し、真貝会長は代表理事の副会長に就任。また坂本克己副会長に代わり、寺岡洋一氏が副会長に就き、4人の理事が交代した。事務局長には根本聡氏が着任した。
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長澤会長は就任のあいさつで、取り組んでいく4つの課題を述べ、「労働者不足、2024年問題で顕在化した一部物流業界の過剰労働や商慣習の改善課題。さらにはモーダルシフトへの促進やカーボンニュートラルへの対応など、これから正念場を迎える課題も多い。これらを解決していくためには、皆さまとの的確な情報交換とアイデアの共有、関係業界や事業者との緊密な対話や連携、国交省のご指導とサポートは欠かせず、われわれ関係者が良いスクラムを組むことが重要」と語り、重ねて「物流の重要性を一般消費者にもっと認知してもらい、もっと目を向けてもらうこと」と話した。
令和6年度決算は経常収益計1億3886万円、同支出1億5192万円、1306万円のマイナス分と一般正味財産期首残高の合計で、6億8060万円を期末残高とした。同日、5月に発表した物流環境大賞の表彰式も執り行った。「物流環境大賞」を受賞した、つがる弘前農協、日本通運、日本貨物鉄道のほか、「低炭素物流推進賞」3組、「サステナブル活動賞」3組、「先進技術賞」3組、「日本物流記者会賞」1組、「奨励賞」20組が受賞し、記念の盾やプレートが授与された。懇親会には受賞者も含めた約300人が参加した。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本物流団体連合会
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