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物流ニュース
ホームエコ・ロジスティクス 関西でもサービス開始、現場配送を効率化「JUCORE物流」
2025年10月27日
住友林業(光吉敏郎社長、東京都千代田区)の100%子会社ホームエコ・ロジスティクス(大島洋一社長、同新宿区)は8月から、建築現場の配送を効率化する「JUCORE(ジュコア)物流」を首都圏1都3県(2024年1月開始)に続き、関西京阪神地区でも開始。同サービスでは、主に戸建住宅や集合住宅を対象に住宅資材を共同配送する。建材流通業者から住宅資材の配送を受注し、配送センターから各納品現場までの配送業務を担う。
配送センターは首都圏1都3県の11か所、関西京阪地区の2か所に設置。輸送距離が短くなるよう配送センターを半径10~20kmの範囲内に配置し、各納品現場への配送時間の短縮や急な資材変更、追加配送などのニーズに対応、トラックの稼働率も高める。従来は各納品現場に建材メーカーがそれぞれ住宅資材を配送していたため配送頻度が高く、納品現場の荷受け負担が常態化し工期にも影響していたが、配送センターで住宅資材を集約し共同配送することで配送便を約60%削減、配送コストは約10%削減を実現した。

また、同社の建材流通ノウハウを活かして、独自の配送案件管理システムを構築。各納品現場情報を一元管理、物流データの蓄積・分析、各種データベースから得られる情報を基に建設工程に合わせた物流計画を提供する。将来的には、工程管理アプリと連携し納品現場の建設工程に合わせたさらなる効率的な配送を行う。
同社では2030年までに、3大都市圏と福岡県でのサービス展開を目指すとしている。
◎関連リンク→ ホームエコ・ロジスティクス株式会社
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