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物流ニュース
SBSホールディングス 第2四半期決算、物流事業は増収増益
2025年9月30日
SBSホールディングス(鎌田正彦社長、東京都新宿区)は8月8日、2025年度第2四半期決算の説明会を開催した。売上高は2285億3900万円(前年同期比67億9900万円増、3.1%増)と伸びたものの、営業利益は63億8900万円(同45億6800万円減、41.7%減)、経常利益も63億6400万円(同50億2100万円減、44.1%減)となり、中間純利益は27億6000万円(同36億9500万円減、57.2%減)となった。
この結果に同社では「物流事業では新規顧客獲得や料金の適正化を進め、増収増益になった。しかし不動産事業で流動化の実施額が前期から大きく減少し減益となったため、全体では増収減益になった」と説明。下半期には「野田瀬戸物流センター(千葉県)を74億円で流動化する予定」で、「本年度の流動化の譲渡益は前年実績を約11億円上回る」と予測し、現在建設中の、千葉県富里市と鹿児島県霧島市の2物流施設を紹介した。

鎌田社長は25年度のグループ成長戦略の説明で「上期は、昨年10月にグループ入りしたSBSNSKロジが大きく寄与した。SBS東芝ロジが2月に東北営業所・名倉倉庫を開所し、4月にはSBSフレックが阿見物流センターを新設した。当初計画外だったオランダのブラックバードを新規連結化し、50億円の増収と約20億円の利益を予想している。さらに26年度初めにはブリヂストン物流を取り込むことで年間520億円の増収効果が見込める」と話した。
鎌田社長は、外国人ドライバーの採用にも意欲を見せ、「1000人くらいは採りたい」と話した。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社
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