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物流ニュース
サカイ引越センター「マイスター」に聞く 人材育成、高品質の引越業務につなげる
2025年10月14日
「まごころこめておつきあい」をモットーに個人宅への引っ越しや大型整備の移転作業、クリーンサービスなどさまざまな事業を行うサカイ引越センター(田島哲康社長、堺市堺区)は、高い品質の引越業務を行うため、人材教育に力を入れている。
同社は12年連続引越業界で売上高1位を記録。人材育成のひとつとし、どんな環境でも完璧にこなすため専用の研修ハウスが本社敷地内にある。

「引っ越しは機械では決してできない。全く同じ環境もないなか、マニュアルだけでなく、真心を体現できるように心がけている」と話す藤田清氏。同氏は、同社に在籍する6032人(3月31日現在)のなかで8人しか認められていないマイスターの一人だ。
人材育成に携る同氏は「引っ越しの技術はもちろんだが、まずはあいさつや返事などの基本的なコミュニケーション面を重要視している」という。
また、同社では例年「引越サービスコンテスト」を開催し、運転や梱包、運搬技術、接客サービスを審査している。5月に行われた第6回引越サービスコンテストでは入社3年以内の現業スタッフのみが参加する「専務杯新人戦」が開催され、中日本代表中部Bブロックが優勝した。
同氏は「運送業ではあるが、サービス業寄りの業務内容。運転も教えるが、接遇に最も力を入れており、現場の品質向上につながる。新卒などに関わらず、一人ひとり長所が違うため、良いところを伸ばして活躍できる教育を心がけている」とコメント。
また、20年振りにユニフォームをリニューアルし、11月には創業55周年を迎える同社。
マイスターを先頭に今後も品質向上を目指す。
◎関連リンク→ 株式会社サカイ引越センター
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