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物流ニュース
ホイテクノ物流 「LOGI―BASE MITO」着工、27年2月稼働予定
2025年11月7日
ホイテクノ物流(加藤雅仁社長、愛知県蒲郡市)はこのほど、豊川市御津町御幸浜で新倉庫「LOGI―BASE MITO」の建設に着手した。稼働は2027年2月を予定しており、同社の旗艦倉庫として機能する見通しだ。
建設地は愛知県企業庁が造成した御津1区工業用地。新倉庫は鉄骨造・平屋建ての営業倉庫(認可取得予定)で、敷地面積1万6884平方m、延べ床面積1万1520平方m。
12台分のバースと待機車両4台分の駐車場を備え、積み下ろし場は全天候型とすることで雨天時でも安定した荷役作業が可能。アクセスは国道23号名豊バイパス・為当ICから車で約3分と利便性が高い。
外観はパステルネイビーを基調に、接車バースへはコーポレートカラーを配色。倉庫イメージの枠を超えたデザインで、遠方からの視認性を高めた。

施設はあえてシンプルを追求し、低温対応や仕分け機能など顧客ニーズに応じて多様な業務展開と拡張が可能な汎用性の高い仕様とした。事務所棟にはドライバー向けの入浴・宿泊(個室)施設を併設し、中継輸送や働き方改革にも配慮した設計にしている。
また、BCP対策にも注力。建設地は造成高4mに加え5mの堤防が整備されており、大型台風や大規模地震による高潮・津波リスクはきわめて低いとされる。そのうえで同社は地盤沈下や液状化に強いTNF工法を採用し、防災面での信頼性をさらに高めた。
同社は倉庫事業の売上比率を現行20%から30%へ引き上げる中期計画を掲げており、新倉庫は地域での事業基盤強化を担う中核拠点となる。
◎関連リンク→ ホイテクノ物流株式会社
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