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物流ニュース
エヌ・ピー・ロジの出口取締役 インドネシアの大学で講義
2026年3月30日New!!
トラックドライバー研修用のeラーニングサービス「eDriver」を手掛けるエヌ・ピー・ロジ(出口達也社長、愛知県刈谷市)の出口皓士取締役は1月29日、インドネシアのバリ島にある物流専門の国立大学で、日本の運輸業界について講義を行った。
インドネシアの運輸省が携わる同大学は物流分野の専攻に特化し、整備士や倉庫作業員、ドライバーの知識に加え、経営学を学べる。従来、同大学の就職先は公務員のみだったが、3年前に民間向けのコースが新設された。このコースでは、国内に留まらず日本も含む海外での就職先も想定している。学生は物流に関心が高い20代前後が在籍。3年制で集中的に学習し、卒業時には、日本の整備士3級相当以上・中型トラック以上の技術が身に付くという。

校内は自動車教習所のように、トラックが運転できる環境が整備されているほか、高性能のトラック運転シミュレーターを完備。また、日本語の授業も開講している。
講義では、日本の道路事情を説明し、日本のドライブレコーダー映像を視聴。学生らの関心も高かった。
出口取締役は同大学からの人材採用は業界に良い影響があると考える。「大手運送会社は再現性を求める。例えば、一定レベルの外国人材を毎年コンスタントに採用するには、国内ルートより、海外ルートの方が人を集めやすい。だが、海外ルートでの採用は質の低い人材も来やすくなるのがデメリット。質の良さを担保するために、交通専門大学の存在は大きい。学生は意欲も知識もあり、毎年卒業生は約100人いるそうで、大手からすれば一定の人数を確保できる」とし、技術もポテンシャルも申し分ない人材のため離職防止にもつながりやすいと分析。日本への就職を希望する学生も少なくないという。
また、大卒であることから、在留資格「技術・人文知識・国際業務」(技人国ビザ)の取得も可能。例えば5年間、特定技能として働いた後、技人国ビザで指導側として就労できる。
同社は将来的に、現地の送り出し機関であるJⅠPAグループ(福岡悦子社長)と連携して、卒業生に日本国内で働いてもらうという構想を練っている。
現地を視察した出口取締役は「学生はポテンシャルがあり、正しく教育すれば必ずいい人材になる」と確信。今後は学校教材として「eDriver」も利用される予定だ。
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