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    ココ壱番屋 仕入・物流業務をトーカンヘ一括委託

    2003年10月17日

     
     
     

    カレー専門店チェーンの壱番屋(浜島俊哉社長、一宮市)はこのほど、米以外の商品の仕入れ・物流業務を中堅食品卸のトーカン(永津邦彦社長、名古屋市熱田区)に一括委託すると発表した。初年度で150億円の食材・資材の仕入れ窓口をトーカンに一元化するとともに、店舗への配送も委託、業務の効率化を図る。壱番屋は年間2億円の経費削減効果を見込んでいる。
     対象となるのは、壱番屋の国内にある全877店(9月末現在)で、12月から始める。委託するのはカレールーや冷凍食品など米を除く商品全般。委託により需要予測に基づいた生産計画と食材・資材調達を行うことで、在庫削減と生産効率の向上を目指す。
    壱番屋はこれまで、80社程度の事業者と自前で仕入れ・配送を手がけており、全国12か所の配送センターを使っていた。トーカンはこれを8拠点に集約、うち3拠点は壱番屋から移管する。
    壱番屋は04年末には1000店舗体制の達成を目指しているが、今後増える店舗の仕入れや配送に対応するには、外部委託しコストを削減することが必要と判断した。

     
     
     
     
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