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物流ニュース
トラック運送事業経営のシミュレーションゲームが人気
2007年12月27日
トラック運送事業をテーマにしたパソコン用の経営シミュレーションゲーム「フレイトタイクーン日本語版」が11月末から発売されている。同ゲームはロシアで開発されたものだが、現在はヨーロッパなど世界各国で販売されている人気商品。
プレイヤーが運送会社のオーナーとなり、ドライバーや修理作業員、事務員を雇い、経営効率化を進め会社を大きくしていくというもの。積み荷に応じて、時間を取るか積載率を取るかを、利益、コスト、人件費を考慮して選択するなど、実際の配車業務にも通じる本格的な内容。「トラックを売る」、「人材を解雇する」などの選択肢も設定されている。
トラックの車種はバン、コンテナ、タンク、オープン、材木用、装甲車で、ドライバーはこの6種類のトラックを運転するためのそれぞれの免許が必要。
配送品目も、石炭、材木、電気用器具、貴金属、機械類、食料など多種多様で、重工業、軽工業、製材所、市場など荷主の業種もしっかりと設定されている。
現実の運送事業と同様に、ゲーム中の経営者(プレイヤー)は取引先企業を発展させるために多様なニーズに応えることが求められ、配送品目に適したトラックを用意するだけでなく、様々な条件を満たすことが必要となってくる。
ゲーム中で収益が上がればオフィスの拡張やグレードを上げることができ、それに伴い、事務員の採用を増やすことも可能。また、電話サービス、コンピュータ化、高速インターネット化などの業務に必要な製品やサービスを購入し、事務作業の効率を上げることもできる。
発売元ゲームメーカーのズー(長野県上田市)に話を聞くと、「大人も楽しめる運送業界がテーマの経営ゲームとなっている。一度プレイすると、病み付きになるはず」としている。
価格は8,190円。
公式サイトは、http://freighttycoon.zoo.co.jp/ -
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