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    マルタカ 中国国内物流を拡大

    2008年1月15日

     
     
     

     上海で現地法人を設立して中国国内の物流事業を展開しているマルタカ(高木正社長、三重県鈴鹿市)は、今年5月に生産を開始するドラム缶の新工場で倉庫管理から輸送まで一括して物流業務を請け負うことになった。
     同社はすでにJFEコンテイナーと伊藤忠丸紅鉄鋼が共同出資した上海市の現地法人でドラム缶輸送を行っている。今回は2社が浙江省平湖市の経済特区内に新たに設立した事実上の第2工場を拠点として輸送を担う。


     09年1月のフル生産開始時にはトレーラ10台体制を予定しており、徐々に整えていくとし、現在は半分が自社物流となっている第一工場の輸送をすべて請け負うことになる可能性も高いという。
     同社の中国事業を先導する片岡邦春前社長は、10月から新たに設けた海外事業部の取締役となり、現地法人の総経理として専念している。同氏は「物流で困っている企業はいくらでもあるので、出てきたら仕事はある」と中国国内物流の商機を説明する。
     今後はネットワークを国内と上海で立ち上げ、進出する物流事業者間での情報共有の場とするとともに、中小メーカーの物流相談窓口としたい考えだ。
     他社の中国進出について、同氏は「競争相手になるが、圧倒的に少なすぎる」と話し、相談なども歓迎しているという。
     今後の展開として、取引のある日系機械メーカーが工場を3倍に拡張する計画に伴って物流を任せられる話も来ているという。

     
     
     
     
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