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    物流ウィークリー独占企画【トップ対談】石原慎太郎都知事×星野良三東ト協会長【第3回】

    2008年4月2日

     
     
     

     東京都の石原慎太郎知事と東京都トラック協会の星野良三会長(多摩運送株式会社)のトップ対談が実現した。
     「世界一青い東京の空の下で」をテーマに、環境問題に対する運送業界の取り組みや都の支援策などについて、それぞれの立場で語ってもらった。(全4回)


    補助内容の見直し検討も
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    星野:今度の都の補助では保有車両「50台以下」の事業者に限定されたもので、100台ぐらいの事業者には補助がないんです。
    石原:ああ、そうでしたか。
    星野:この辺を今年、少し見直していただけたら大変ありがたいのですが。
    石原:そうですね。
    星野:中小企業はもちろんですが、どこの物流企業も同様の問題を抱えております。ですから台数規制は少し緩和していただければと。
    石原:一番大手というのは何台くらい持ってらっしゃるの?
    星野:東ト協で言えばヤマト運輸さんでしょうか。全国で3万3000台余になりますね。
    石原:走る限りは同じだし、大企業ほど儲かっているわけでもないだろうから、そうですね。できれば全社にできるようにしましょうか。法的に装着を義務付けることはどうなんでしょうかね。
    星野:そうですね。法的に決めれば相当効果が上がると思います。当社の場合、ヒヤリハットの映像が、その瞬間30秒残るんですよ。子どもの飛び出しなどよくある。ただ、子どもの飛び出しがあっても、スピードを出していないのと、ドライバーが「ゆとり」を持ってきている「慌てない運転」ができている。飛び出してきても意外に止まっている。そういう映像があります。運転そのものは、まあ高速道路で時速80kmでゆっくり左側を走っていれば、本当に肩の凝らない運転ができます。市内でもそういう運転はできるんです。ドライバーがそういう運転を心掛けるようになってきました。
    石原:それは結構なことですな。
    星野:3年後、良い数値を提供できるよう頑張ります。
    石原:ぜひお願いします。頑張ってください。(つづく)
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