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    北大阪タイヤ 無償で整備講習を実施

    2008年7月1日

     
     
     

     大阪府茨木市の北大阪タイヤ(古本辰則社長)は、1年前から無償で近畿圏を対象に、タイヤに関する整備の講習を実施。古本社長は「付加価値を高めるサービスとして始めた。一つの事故で会社経営が大きく左右される現在、タイヤやホイールなどの整備知識を役立てて、活用して欲しい」と呼びかける。
     古本社長は、大手タイヤメーカーの販売会社に勤めていたが、「様々な制限があり、サービスに限界がある」という思いから平成8年3月、トラックやフォークリフト、乗用車用タイヤのほか、工具や自動車用品の販売・メンテナンスなどを行う同社を立ち上げた。


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    「きめ細かなサービス提供」がモットー
     「きめ細やかなサービスの提供」を掲げる同社は、トルクレンチなどをいち早く導入し、設備面の環境を整備。さらにタイヤレスキューや講習会の実施でサービス向上を図り、ソフト面を強化。「チーム・マイナス6%」にも参加するなど、幅広い取り組みを行っている。
     従来、講習会はタイヤメーカーと販売会社が協力して行うことが多いが、販売1社だけで講習を行うのは珍しい。「メーカーと行う場合は、どうしても期日を合わせることで、時間の遅れが生じてしまう。すぐに対応するには単独で行う必要がある」という。
     講習は、その運送会社の実車を使用して、ヒビやサビがないかの目視によるホイール点検方法をはじめ、ハンマーを使用した点検方法など、具体的な内容が満載。
     講師を務める同社タイヤアドバイザーの山田美晴氏は「タイヤの空気圧を適正にすることで燃料費が削減できる」と説明する。従来のタイヤの空気圧100kPa減っただけでも燃費に影響するという。
     山田氏は「簡単な整備で経費削減が出来るだけでなく、点検が安全運行の意識付けにもつながってくる。点検のプロにもなって欲しい」と話す。
     古本社長は「商品の価格を下げるだけの商売ではなく、実務面や情報などをサポートする体制を取っていく」とし、「商売は対面販売が基本。人との出会いはパズルみたいなもので、さまざまな組み合わせが合致したときに商売が成り立つ。講習会もその出会いのきっかけの一つのツール。クオリティーの高いサービスを行っていく」と語る。
     問い合わせは、電話072(643)6741番まで。

     
     
     
     
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