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    サーラ物流 BDF再生事業、社員から廃食油を回収

    2008年7月9日

     
     
     

     サーラ物流(伊藤光夫社長、愛知県宝飯郡)とサーラグループのガステックサービス(神野吾郎社長、同豊橋市)は6月27日、廃食用油からバイオディーゼル(BDF)への再生リサイクル事業の取り組みとして、グループ社員の家庭から出た廃食用油の回収を始めた。燃料価格が高騰を続ける中で、家庭や飲食店に眠っている「油田」を開拓できるかどうか注目が集まる。(加藤崇)


     6月の環境月間に合わせてスタートさせた同回収活動。この日出勤した社員らから、ペットボトルに入った廃天ぷら油を有価物として、ペットボトル1本あたり5円で買い取った。
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     サーラ物流の荘司敏彦物流部部長は、「社員の環境意識を高めることを目的に、4月に案が出て5月に具体的な計画が決まった」と、目的と経緯を説明。今後は偶数月の10日を「天ぷらのテン」の日とし、当面はサーラコーポレーションおよびガステックサービスに所属する社員120人を対象に回収を継続、運用状況を見ながら約4000人いるグループ社員全体に拡大させていく考えだ。
     同社は昨年10月から自社プラントでBDFの精製事業を行っている。グループが運営する飲食店などから出た廃食用油を月約3000L回収し、2800LのBDFを精製。サーラ物流の近距離トラックやフォークリフト、メール便といわれるグループ連絡用車両などに100%BDF燃料として使用しており、同社の軽油使用量の約1%を補っている。
     年間約90tの二酸化炭素が削減される計算となり、環境保護にも寄与する。また、精製過程で出る副生成物のグリセリンは産業廃棄物処分業者と組み、堆肥と混ぜて質を向上させたうえで地元農家への利用を促していく。
     この回収事業にグループ社員全体が参加すれば毎月約5000LのBDFが精製されることから、取り組みが進む中で精製プラントの増設も視野に入れているという。
     荘司部長は、「最大の目的は市民参加型の環境循環型システムへと発展させること。その結果としてグループの燃料コスト削減や(事業創出による)雇用の確保に結びつけられればありがたい」と語っている。
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    荘司部長(左)とスタッフ
    ◎関連リンク→サーラ物流

     
     
     
     
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